
不動産会社の売却活動って何をしてくれるの今のお家を売却したいと考えて不動産会社に依頼しようと思うけどどうやって変えたい人を見つけてくれるんだろうと疑問に思ったことはないですか。
SUUMOやホームズに乗せてほしいとか、テレビCMをやっているような大きな会社に売却を頼みたいとか、それぞれ希望があると思います。
しかし全ての不動産会社がSUUMOやホームズといった不動産情報サイトやチラシの配布、テレビCMなどの広告活動を行っているわけではありません。そのため不動産の売却を依頼したいと考えている不動産会社が実際にどのような広告活動を行っているのかを把握する必要があります。
まずは不動産会社が一般的に行っている広告活動にどのようなものがあるのか見てみましょう。
3つの広告活動
主な広告活動としてインターネットによる広告、チラシによる広告、看板設置による広告の3種類があります。不動産の販売活動を行う上で不動産会社がまず最初にやらなくてはいけないことがあります。それはレインズと呼ばれる不動産情報サイトへの情報登録です。レインズとは不動産会社のみが閲覧できる不動産データベースのことです。
不動産会社がレンズに売却依頼のあった物件情報を登録することで全国の不動産会社がいち早く物件情報を取得し、それぞれの顧客へ紹介ができます。ちなみに不動産会社がレインズに登録を行った場合は売主へ登録証明書をお渡しする義務があります。不動産会社の中には登録義務があるにもかかわらずレインズに登録しない会社もあります。
囲い込みって?
なぜかというと売主だけではなくその物件を購入したいという飼い主からも手数料をもらうために囲い込みと呼ばれる行為を行う会社もあります。専属専任または専任媒介で契約を結んだ場合はきちんと登録証明書を受け取り売却中の物件の情報が正しく掲載されているかを確認することをおすすめします。レインズへの登録は依頼者と不動産会社との契約の種類によって異なります。先ほど少し触れましたが専属専任、専任媒介はレインズへの登録義務がありますが一般媒介については必ずレインズに登録されるわけではありません。
どの契約をするかによってレーズへの登録義務が発生したり一つの不動産会社だけではなく複数の不動産会社に売却を依頼できるなどルールが変わってきます。どの媒介の種類によってどのような違いが出るのかを一つずつ見ていきましょう。
媒介の種類
まず1つ目が専属専任媒介です。専属専任では依頼できる不動産会社が1社のみになります。また専属専任媒介で契約を結んだ後は売却をしている物件を知り合いで買いたい人が見つかったという場合でも依頼した不動産会社を通じて売却することになります。
つまり自分で買主を見つけることができないため売却時には不動産会社へ仲介手数料を支払う必要があります。その代わりに週に一度不動産会社にはどのような売却活動をしているかを報告する義務があるため現在の活動内容をしっかり確認できます。
2つ目が専任媒介です。一つの不動産会社のみに売却依頼をする点では専属専任媒介と変わりませんがこちらは自分でも飼い主を見つけることができます専任媒介の場合レインズへの登録義務があり売却活動報告も2週間に1回が義務となっています。
3つ目が一般媒介です複数の不動産会社に販売を依頼できる契約です。依頼できる不動産会社の数に制限もなく自分で買主を探せる点がメリットです。
専属専任や専任媒介とは違い不動産会社からの活動報告の義務がないため実は販売活動を全くしていなかったということも起こりえます。そのためレインズの登録や活動報告が欲しいといった要望を不動産会社へ伝えることをおすすめします。
ポータルサイトとは!?
インターネットによる広告手段として不動産会社のウェブサイト、ポータルサイトやSNSがあります。ポータルサイトとはいわゆるSUUMOやアットホームなどテレビでよく見かける不動産情報検索サイトのことです。
お家探しといえばまずこれらの検索サイトの名前が出てくるという方も多いのではないでしょうか。不動産会社はこのポータルサイトやTwitterインスタグラムなど様々なメディアを使って物件情報を発信していきます。ポータルサイトという単語になじみがない方もいるかもしれません。
簡単に言えばデパートのようなものでsumoやホームズなどのデパートに複数の不動産会社が間借りして物件を並べている様子をイメージしてください。ポータルサイトの中で同じ物件が複数の不動産会社から宣伝されているのを見たことはありませんか。これは先ほど説明した一般媒介によるもので、複数の不動産会社がそれぞれの切り口で物件の宣伝をしているからです。
複数の不動産会社が物件の宣伝をしてくれるため、おうち探しをしている人たちに物件を知ってもらえる機会が増えます。
SNSの活用
SNSを利用することでポータルサイトとは違った広告を行うこともできます例えばInstagramではポータルサイトでは規制がかかるいわゆる映えを重視した物件情報を掲載することができるため積極的に不動産を探していない人の目にも止まることがあります。写真や内装によっては多くの人に見てもらうきっかけとなり、思わぬところからの購入希望者が見つかる可能性があります。
ポータルサイトでは難しい不動産会社の個性を出したアピールを行うことができるためSNSに強い不動産会社に売却を依頼するのも良いかもしれません。
チラシ広告
現在はインターネットで不動産を探す方は多いですがチラシによる販売活動も効果的です。新聞を定期購読していると新聞にチラシが挟まっているのをよく見ませんか。飛び込みチラシと呼ばれインターネットでお家探しをしていない方へも宣伝することができます。特に昔から新聞に慣れ親しんだ世代でお家探しをしている人への宣伝効果が期待できます。
自宅のポストに不動産のチラシが入っていたことはありませんか。ポスティングと言われる方法で一軒一軒ポストにチラシを配布する広告です。
看板広告
外出をした時に販売中売り物件などの看板を見かけたことはありませんか。物件の販売を開始しても看板がなければ現地でその物件を見かけても販売中かはわかりません。
不動産会社が物件に看板を置くことで、今その物件が販売中であることをアピールすることができます。この看板を見て近隣住民や通りがかりの人からお問い合わせをもらえる可能性もあります。
まとめ
いかがでしたか。不動産会社が売主のためにどのような広告活動を行っているのか。少しでもお分かりになりましたでしょうか。この不動産会社はどんな宣伝をしてくれるんだろう、この広告活動をしている不動産会社がいいなと思ったらまずはポータルサイトやその会社のホームページを確認して実際にどのような活動がされているのかを見てみましょう。
おうちの売却をしようと決めたら希望の広告活動をしてもらえる会社に依頼することが納得のいく不動産売却の初めの一歩です。
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