
家を売って不動産を現金化する必要はあるんだけど、それぞれの家の事情や理由があって引っ越したくない人が結構いるんですよ。どんな人なのか、どんな理由なのか気になりますよね。
ということでリースバッグを検討している方の引っ越したくない理由でよくあるもので代表的な3つをご紹介。子どもを転校させたくない、ペットがいるから転居先がなかなか見つからない、高齢のために新たな賃貸物件を探して借りるのが難しい。確かに、引っ越しは新しい住居の手配や住所変更などの手続きも大変だし、子供の学校やご近所さんとのコミュニティが変わるのは影響が大きいですよね。
また高齢で賃貸を新たに借りる困難さやペットを複数飼っていたりすると希望する部屋を借りられないということもあるかもしれません。引っ越したくない理由はわかったけど一体どういう仕組みなの?気になる方も多いと思うので説明します。
ここではリースバックのパイオニアであるハウスドゥのハウスリースバッグを例に仕組みや特徴などをお話します。
目次
リースバックの仕組み
契約後、今住んでいる自宅を買主となるハウスドゥに売却します。
すると売却代金は売主の手元にまとめて入ります。同時に売主と買主であるハウスドゥで賃貸契約を結ぶので売主は毎月家賃を支払いながら、その家にそのまま住み続けることができるという仕組みです。その時は必要があって自宅を売ってしまったけど、また自分のものにしたいというケースもあると思います。
そういうときでも大丈夫!ハウス・リースバックは1度売った家を再度購入することができます。
ここで注意ポイント!
売却契約と賃貸契約の組み合わせという基本的な部分はどこの会社サービスでも同じですがサービスによって条件が異なります。例えば賃貸契約に期限があるものか、一般的な賃貸と同様に更新が可能なものか最購入できる契約かできない契約か、取り扱いできる物件の種別やエリアなど、会社やサービスによって違いがあるので注意が必要です。
ここでリースバックの特徴をお伝えします。
リースバックの特徴
特徴①:ご近所さんに知られずに家を売ってそのまま住み続けられる
家を売ることをご近所さんに知られたくないという方は多くいらっしゃいます。家を売る=お金がないと思われるのが嫌、周りから色々探られるのが嫌など理由は様々です。
リースバックは家を売ってもそのまま住み続けられるし、表札など外見もそのままです。
買う人を広く探す仲介による売却のように広告に掲載されたり、売却情報が公開されたりしないのでご近所さんにも家を売ったことがわかりません。
ただ売却により所有権が買い主に移るので登記簿などを調べるともちろん分かってしまいますし、マンションなどの管理組合にも所有者の変更について報告をするので、誰にもわからないということではないので注意が必要です。
特徴②:住み替えでも仮住まい不要
住み替えの場合でも仮住まいを用意しなくてもよい。売却後も今の家をそのまま使えるので
新居に引っ越すまでの仮住まいを用意する必要がありません。
住み替えの場合、一時的に仮住まいが必要となるケースが多いですが、その際にすぐ近くで借りる場所が見つからず、子供が通用学校への通学が困難になったり、通院している病院が遠くなってしまい不便さを感じたり、手作り・にほどきを2回行うことになり4年手間で頭を悩ませてしまう方もいます。
リースバックで自宅を売却して代金を手元に賃貸としてそのまま住み続けて、新居の準備が整ったら引っ越しをするという使い方をすることでスムーズに住み替えをすることもできます。
特徴③:固定資産税がかからなくなる
固定資産税とは所有者に支払い義務が生じる税金です。リースバックをしたことで所有者から使用者に代わるので今まで払っていた固定資産税は買主が支払うので支払う必要がなくなります。
ここからは買主やサービスにより異なるのでハウスドゥのハウス・リースバックの特徴を参考にお伝えします。
特徴④:買取代金は一括で支払われる
不動産は高額ということもあり、売却代金が数百万、数千万という金額になります。
それだけの代金が一括で支払われるので事業資金や借入の返済、高額な医療費などまとまった支払いにも対応できます。様々な状況により一括では対応できないときもあるので、まとまった支払いが必要な方は、事前に確認することが大切です。
特徴⑤:将来的に再度購入ができる!
事情があって家を売ったけど、またお金が貯まったら自分のものにしたいという方にはとても嬉しい制度です。店舗付住宅や事務所などお店の場所を変えることでお得意さんや会社の信頼を失いたくないということでリースバックすることもありますが、また事業が上向きになってきたら自分たちの所有に変えるということもできるんです。
ハウス・リースバックは初めの契約の時点で最高金額についても明示されているので、その金額を目標として頑張ることもできますね。
再購入については会社やサービスによっての違いが大きいので事前に確認してくださいね。
特徴⑥:引っ越し費用や保証人が不要
家を売って他の賃貸物件に引っ越しする場合もありますよね。その場合、賃貸物件に入居するために敷金や年金などの諸費用がかかったり保証人が必要になります。
今は保証会社もあったり、若い世代だと親にも保証人になってもらったりできますが、年齢が上がるにつれて保証人を頼める人がいなくなったりもします。
いろんな特徴をもっとリースバッグですが、取扱いの可否や買取金額などは不動産の状況や立地によって変わってくるので気になったら気軽に取り扱っている会社に相談してみましょう。続いてリースバックを利用する理由についてご紹介します。
リースバックを利用する理由
理由①:老後資金
老後の資金としてゆっくり旅行に行きたい、新しい趣味を始めたい、年金だけの生活だと不安、やっぱりゆとりある老後生活を送りたいですよね。
でもそういうのってある程度の貯蓄や収入がないとなかなか難しいです。年金だけでは残念ながらゆとりある生活を送ることは叶わない時代になってしまいました。
資産づくりの方法として家を売却して資金を調達するのも一つの方法ですね。
理由②:相続対策
終活において無視できないのが「相続」についてですよね。
不動産は分割が難しいので、「誰がいくらもらうのって?」相続争いの原因になりかねません。自分がいなくなった後、天国から家族が喧嘩しているのなんて見たくないですよね。
あらかじめ現金化しておけば複数にいるお子さんにも分けることができるんです。
家族の相続に対するリスクの不安を少しだけ和らげることもできますね。
理由③:事業資金・急ぎの資金
お葬式の費用や医療費、急に必要になる資金ってたくさんありますよね。いつ必要になるかわからないから前もっての準備も難しいし、そんな時は不動産を売却することで資金調達ができるんです。
それに事業資金です。事務所や店舗を移転する必要もないので、常連さんがいらっしゃるお店だとお店が変わらない方が嬉しいですよね。
理由④:生活が苦しい時の生活費
年金だけでは生活が厳しい、気持ち的にもう少し余裕を持った生活がしたい、また自分ではなくてご両親の貯金がないという場合もありますよね。家族のお金の話ってとてもデリケートな話題ですが、決して避けては通れません。
持ち家売却して資金を調達することもできるけれど、簡単には引っ越せないという場合でも、持ち家を担保にお金を借りるリバースモーゲージや不動産担保ローン、持ち家を現金化するリースバックなど資金調達の方法はいくつかありますのでぜひご家族とご相談してみてください。リースバッグは売却代金の使い道に制限はないのでお好きなようにお客様の自由に資金をご利用いただけます。
まとめ
リースバックについてご紹介しましたがいかがでしたか。最後に整理してみましょう。
家を売らないといけないんだけど、思い入れのある家に住み続けられたらいいのに、そのお客様の願いに応えるのがリースバックです。
家を売却し、その売却代金は現金で支払われ、その後、賃貸契約を結び毎月家賃を支払うことでそのまま進み続けることができるサービスです。
老後の生活費、住宅ローンの返済、子供の教育資金、急な出費、事業資金などいろんな場面で必要になる資金に利用することができます。
不動産売却の方法資金調達の方法は様々です。方法によってリスクも変わってきますのでいろんな知識を身につけておくようにすることが重要です。不動産売却をお考えの方は一つの選択肢として考えてみてはいかがですか。
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